2015.02.18
岡山・倉敷で蓄電池の着工数No.1をめざし蓄電池の販売と自社施工を手がけておりますひだかやです。
太陽光を既に導入されているお客様や電気代を節約したいお客様向けに蓄電池をより深く知っていただこうと思っております。
ブログ記事担当の前橋です。本日もどうぞお付き合いください。
それでは宜しくお願い致します。
「定格容量と実質容量」に関して今回はお話させていただきます。
さて、前回蓄電池の定格出力に関してご説明をさせていただきました。
定格容量をわかりやすく言いますと、どのくらい電気を蓄電池内の電池に充電することができるかということです。
皆様の中には、ニッカド電池や、リチウムイオン電池の単三電池を充電し利用されている方もいらっしゃるでしょう。
それと実は同じ原理です。
では、多くの方が気にされるのが、蓄電池に表記してある定格容量と実際に貯めることができる容量が異なるのはなぜ?というところに今回はお答えをさせていただきます。
たとえば京セラの蓄電池は7.2kWhが定格容量ですが、実際に充電をして放電を繰り返せる容量は、5.41kWhほどです。
どういうことかご説明すると、蓄電池内に電気を貯めるときに、どうしても電気をロスしてしまうことが原因です。
太陽光で電気を作った場合、電気の流れが違うためどうしても一度蓄電池に充電できるように流れを変える作業が必要になるのです。
そして、送電線でも実際に起こるのが、遠くの距離に送れば送るほど、電気を最大5%ほどロスしてしまいますので、こうしたことを含めると上記の容量になってしまうのです。
記事のまとめ
✓定格容量とは電気をどのくらい蓄電池に充電することができるかということ
✓蓄電池の充放電の際、多少のロスが発生する
ひだかやでは、皆様からのご意見やご要望、さらに素朴な疑問などを募集しております。
皆様のお声に、ひだかやの節電・省エネコンシェルジュが丁寧にお答えさせていただきます。
お気軽にお尋ねください。
本日はこれにて失礼いたします。