2015.02.19
岡山・倉敷で蓄電池の着工数No.1をめざし蓄電池の販売と自社施工を手がけておりますひだかやです。
太陽光を既に導入されているお客様や電気代を節約したいお客様向けに蓄電池をより深く知っていただこうと思っております。
ブログ記事担当の前橋です。本日もどうぞお付き合いください。
それでは宜しくお願い致します。
「蓄電池のメモリー効果」関して今回はお話させていただきます。
以前、蓄電池の定格出力と定格容量に関してお話をさせていただきました。
蓄電池の価格決める要素として、「定格出力」・「定格容量」というものがありますので、しっかり基準をえておいてください。
さて今回お話したいのが、こんなお悩みです。
以前に充電電池をご利用されていた方ならよくわかるお悩みです。
「充電電池が満充電になっていると思ったのに、使ったらあっという間に電池残量がゼロになってしまった。」
という現象です。ご利用されていた方は一度はご経験があるかと思います。
これは、少し難しい言い方をすると、「メモリー効果といいます。」
まず、なぜすぐに充電したのにも関わらずすぐに充電が切れてしまうのか?その原因をご説明いたします。
解説によればこのように書いてあります。
ニッカド電池やニッケル水素電池においてメモリー効果により、使用時間が減少したセルの処置 一度深放電に到るまで放電させればある程度回復するため、充電前に何らかの方法で 充分に放電させることです。
最近のニッケ ル水素電池使用機器の充電器は充電前に放電さ せる「リフレッシュ機能」が組み込まれていることが多いようです。
またユーザはあまり神経質にならずに、なるべく最後まで充電を行わず、電池パックの充電を使い切るような 気持ちで機器を使うことです。
出典: ベイサン
つまり簡単にご説明すると、継ぎ足し充電をすることによって、貯められる容量が最大の位置に行かず、常に一定の位置で止まってしまうため、実際より容量がすくなく感じられてしまうことです。
このような事態は最近の家庭用蓄電池では一切報告されておりません。
その理由として、シャープやNECなどの蓄電池は、クラウドで蓄電池を遠隔管理していますので、なにか異常が検知されると即座にメーカーがメンテナンスを始めます。
また東芝では数年に1度、蓄電池がちゃんと充放電をできているかチェックするために、2日間かけて電池の状態をチェックするそうです。
こうした各メーカーの手厚いサポートによって蓄電池は安心してご利用いただけるようになっているです。
記事のまとめ
✓継ぎ足し充電することによって貯められる容量が常に一定で止まってしまうため容量が少なく感じられる。
✓なるべく最後まで充電を行わず、充電を使い切るような気持ちで使うとよい
✓最近の蓄電池はクラウドで遠隔管理されているため異常が出ると即座にメーカーがメンテナンスを行ってくれる。
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本日はこれにて失礼いたします。